2025.9.26
三重県名張市百合が丘で現在建築中の2階建てのお家の気密測定でした。

今回の測定士さんは、丁寧で頼りになる女性の測定士さん

まずはいつも通り、測定器を設置して1回目の測定。
ところが、今回もやはりエラー表示が…。

実はこのエラー、悪い意味ではなく「気密が良すぎる」ために起こるもの。
空気の通る量があまりに少なく、機械が数値を拾えない状態になります。

測定士さんいわく、「明らかに0.1以下ですね」とのこと。

C値が0.1以下になると、機械では正確な数値を測定できないため、
気密測定証明書の作成のために「測定できる状態」にする必要があります。
そのため今回もやむを得ず、機械設置のために窓を覆ったビニールに小さな穴を開けて調整しながら、再度測定を行いました。

それでも、空気の漏れがほとんど感じられないほどの高気密。(調整してC値=0.12)
測定士さんも「ここまで気密が取れているお家はなかなかないですよ」と驚かれていました。

見えない部分ですが、こうした施工の積み重ねが快適な室内環境や、省エネ性能につながっていきます。

これからも一棟一棟、ていねいに。
気密と断熱、どちらもバランスの取れた家づくりを続けていきます。